古いのか新しいのか?

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1960年代くらいに一世を風靡したコンソール型のステレオ。真空管式でけっこう高価だったと思う。この頃こんなステレオのある家はよっぽどの音楽好きか、お金持ちか物好き?くらい。その存在感は今でも変わらない。
オークションで落札して、電気を入れて音が出て、「おー、ラッキー」って感じでしたね。AM,SWは問題無いけれどFMは感度が悪いのかチューナーがコケているのか鳴らない。プレイヤーは元々使う気もない(こんな安っぽいプレーヤーで大事なレコードはかけたくないんで)ので、このプレーヤーの代わりにAppleの「AirMac Express」という小さなおもちゃ?を入れて、その出力をプレーヤー用の入力ラインにつなぎました。
「なんということでしょう♪(ビフォー&アフター調で)」PowerBookでiTuneで曲を選ぶとワイヤレスで飛んで、この古?いステレオからiTuneの中の音楽が鳴り出すのです。
このステレオにはもう一つ面白い仕掛けがあって、内部にスプリングリバーブというエコー装置が入っているのです。なんとも安っぽいエコーのかかった音楽が朗々と部屋に響きます。
デジタルで収録されたiTuneのMP3が強引にアナログの世界に引き戻されるのです。音楽は最初と最後はアナログなのですよ、やっぱりね。

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