五木寛之が「FREE」に挑戦!?

おっ、いいね?♪, 天声猫語

ネット上では「フリー」は普通のことだが、出版の世界でも少しずつ、この「フリー」に取り組む試みが始まっている。

日本の小説家としては、おそらく初めての試みが五木寛之によって行われたというのは、いろんな意味で象徴的な気がする。

  団塊の世代が若者だった頃、五木寛之はアイドル的な存在だった。青春を描いた時代から、人生を語る時代を経て最近は仏教についての書が中心となっている。この遍歴は、団塊の世代にとって彼らの人生の節目ごとに求めていたテーマに沿っているように見える。

 ネットを通じて「フリー」という形で「親鸞」という著書を提供したことは、あたかも新しいものを自然に受け入れやすい感覚を持った団塊の世代に向かって、もっとも現代的なテーマを彼らに投げかけたような気がする。もっとも五木氏にそこまでの計算があっての事ではないと思うが、氏の意識のどこかに、この団塊の世代へのアクションがあったのではないかと想像した。

 かく言う自分自身が団塊の世代でもあるからだ。「青年は荒野を目指す」で果てしない夢を覚え、人生の書では自分の生き方を見直し、蓮如や親鸞の書から人生の最後のあり方を考えさせられた。

 今回の無料購読はブラウザ上で見るようになっていて、ダウンロードなどは出来ない。期間も限定されているので、興味のある人は読んでみるといいだろう。

5月12日(水)-6月11日(金)期間限定
http://shin-ran.jp/

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