引き込まれるように見た映画

深夜のサッカーが始まるまでの時間つぶしにチャンネルを変えて見ていたら、こんな時間に「映画」?
 2003年アメリカ映画『めぐりあう時間たち』(The Hours)だった。暗い雰囲気で始まったんだけれど、妙に気持ちが惹かれて、結局サッカーを見ないでずっと映画を見てしまった。タペストリーを紡ぎ出すように複雑に絡み合う時間を越えた3人の女性が2冊の本を通じて、絡み合う不思議な映画だったが、人間の存在の意味を問う、アメリカ映画らしくないイイ映画だった。
映画評論家でもないので、ウィキペディアからの引用だけ書いておこう。
スティーブン・ダルドリー監督。マイケル・カニンガム原作。「ダロウェイ夫人」をモチーフに、作者であるヴァージニア・ウルフを始め、それにかかわる3人の女性を描くドラマ。アカデミー賞9部門にノミネートされた。
主要キャストであるニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープは、それぞれ違う時代設定であったために撮影中に一度も顔を合わせなかったという。3人が顔を合わせたのは、オプラ・ウィンフリーのトークショーでのことであった。
ヴァージニア・ウルフを演じたニコール・キッドマンがアカデミー主演女優賞を受賞、先だって行われた第52回ベルリン国際映画祭では銀熊賞(女優)をジュリアン・ムーア、メリル・ストリープを含む3人が共同受賞した。
キャッチコピーは「たくさんの愛と驚きと時間たち、そして感動 人生はいつもミステリーに満ちている。」

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