音楽に関わる映画における表現のすごさ

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古い映画をBSで見た。リチャード・ドレイファス主演の「コンペティション」だ。ピアニストを目指す主人公がコンクールにチャレンジするストーリーだ。様々なクラシックの曲(今回はピアノ・コンチェルト)が演奏される。

こうしたタイプの音楽映画でいつも思うのは、その演奏表現のスゴさだ。最高の演奏、最低の演奏を再現するのはわりと簡単だが、微妙に平凡な演奏とか上手いが心のこもっていない演奏を映画を見ている音楽にあまり詳しくない人間にも聴き分けられるように演奏している事だ。こうした微妙な演奏というものは現実の演奏会でもあることなのだが、それを意図的に演奏できるというのがスゴいところだろう。

音楽という表現手法がいかに演奏者の内的部分に関わっているかということが分かる。音楽の深さに改めて引き込まれた夜だった。

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