フィギアスケートNHK杯にすごいドラマ

なんと日本人選手がメダル独占!!
 フリー演技、最初に出てきた中野選手はほぼノーミスの完璧な演技で終了と同時に涙。見ているこちらも、その行き詰る緊張感からもらい泣きしそうになるほどのすばらしい演技だった。
 次に出てきた鈴木選手は6年のブランクからの出場で、去年別の大会で見た時はそこそこの演技だったのが、今夜はいくつかのジャンプミスはあったものの素晴らしい演技力で見る人を魅了した。驚いたことにグランプリ初出場にもかかわらず中野を上回る得点。
 おそらく誰もが予想すらしなかったうれしい結果に一番驚いているのは、彼女自身かもしれない。
 中野はノーミスで演技を見せたが、観客を魅了するだけの表現力は彼女の中にはなかったのだろう。ジャンプでも、表現力でも特筆した力を持たない中野の限界という残酷な結果だった。
 最後に出てきた真央ちゃんはすごかった。トリプルアクセルもすごいんだけれどストレートラインの複雑なスケーティングにもかかわらず美しさをそこなわない滑りで他を圧倒した。小さな真央ちゃんが大きく見える演技だった。
 昔は西欧選手のスタイルの良さVSずんぐりむっくりの日本人選手という対比だったんだけれど、今は全く逆になっている。真央ちゃんしかりキム・ヨナしかりでアジア勢の選手のほうが手足の長さや美しいスタイルに恵まれている。
 真央ちゃんは、ほとんどクラシックバレエそのものといっていい表現力をいまや身につけている。日本が誇れる若き世界チャンピオンですね♪

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