素晴らしい楽器とヒドい演奏

 先日素晴らしいギターの音色を聞いた。野崎というルシアの作ったクラシックギターで、生で聞いたクラシックギターでは今まで聞いた中では(大して聞いてないけどね)、別格だった。
 ところが、これを弾いてる人の(アマチュアなんで、どうでもいいんだけど)演奏はヒドイものだったんだけど、ほとんどギターが勝手に鳴っているんじゃないかというぐらい素晴らしい音色なのですな。ただ音楽にはなっていませんでしたが・・・
 下手な人、初心者ほどイイ楽器を使ったほうがいいだろう、というのは持論ですが、ありゃもったいないわ。上手い人はどんな楽器を持たせても、それなりに素晴らしい演奏聞かせてくれますからね。
 人前で演奏する事の意味をちょっと考えさせられた夜でした。僕には人前であんな演奏をする勇気は無いなあ。下手は下手なりの演奏スタイルというものはあるとは思うんだけど、難しいなあ。
 どんどん人前でやる事で度胸もつくし、上手くもなるのは分かっているんだけどどんなシチュエーションで、どんな風にやるかというのは、それぞれの人の中でしか決められない事だけど聞かされるほうはちょっと辛い時もあるって事です。

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