先日試飲して、一目ぼれならぬ一口ぼれでオーダーしたワインと、それを飲むにふさわしいワイングラスがほぼ同時に届いた♪
■今まで飲んだ中で最もうまいワイン
これは一口口にふくんだ瞬間に「スゴイ!」と思わせるものだったのです。芳醇でフルーティーな薫りはミディアムなのにフルボディかと思わせるほどの量感。口の中をやさしく包んでくれます。そして追いかけるようにやさしい酸味と赤の渋みが遠慮がちに追いかけて来ます。
ラベルの裏書によれば、原料のぶどうはイタリアを代表とするサンジヴェーゼなど数種に加え、カルベネ・ソーヴィニヨンも少々加えられているそうです。イタリアワインは軽めで明るい味のものが多いですが、このワインはフランス、イタリアなどの国境を越えた深い味をたたえています。
このワインを飲んで「甘くて飲みやすいね」で終わる人には、こんな高いワインは必要ありません。サングリアのように色んな果実の入ったスウィートなワインが1000円前後でゴロゴロしてますから、そちらをどうぞ。
じゅうぶん瓶の中での熟成にたえるタイプで「5?6年で最高に達する」と書かれていますから、来年、さ来年が飲み頃という事ですね。2本は残しておかなければいけないなー。果たして耐えられるのだろうか?
■足のないワイングラス
ワイングラスといえば、あの華奢な足を持ったものが普通なんだけど、こんなタイプもあったんですね。
赤ワインを飲むためのワイングラスをいろいろ探してたんだけど、薀蓄を語るサイトを見るとワインの品種ごとに形状が違うのだそうで・・・いや全く良く分からん話で、結局赤用って事に絞って探していたら、こんなグラスを発見しました。リーデルというドイツ製のものです。意外に安くてビックリ。けっこう名前の知れたブランドらしいです。
■どーもワイングラスをかっこ良く持てない
この形を選んだのには訳があります。そう、あの長く不安定な足を持つ手がどうにも危なっかしいのです。あまり器用な方ではないので、いまだに慣れません。そこにこの足無しワイングラス。見た瞬間に、「これだ!」って思いました。正式じゃないとか邪道だとか言われても家でワイン飲むんなら、これしかありません。
かなり大き目のグラスなので、満タンにしたら2杯で1本空けちゃいそうですが・・・・