小規模企業サイトを制作する際に、wordpressを選択することは多いと思います。今回は、実際に僕が制作したときの作業手順などを備忘録的に記載します。それぞれの細かいやり方は自分で調べてね。
事前準備
サイト全体の構成を把握して、どれを固定ページにするか、カスタム投稿タイプやカスタム分類は必要か、URLをどうするか、どのプラグインが必要かなどを考えておきます。
インストール
- MySQLデータベースを作成
- 最新版のwordpress本体をwordpress日本語サイトから入手
- wp-config.phpを編集
- ファイル一式をサーバへアップロード
- ブラウザからインストール画面を出す
- 初期ユーザを作成して管理画面へ
- とりあえずWP Multibyte Patchを有効化
- Ultimate Maintenance Modeを入れてサイトを非公開にする
- wp-config.phpのパーミッションを404に変更
構造設定
- Custom Post Type UIを入れて必要なカスタム投稿タイプとカスタム分類を作成
- Custom Post Type Permalinksを入れてパーマリンクを設定
- 必要な固定ページをひとまず空で作成して、ページのパーマリンクを設定。
- 表示設定からフロントページと投稿ページを設定
- WordPress SEO by Yoastを入れて投稿タイプごとのタイトル設定や不要なページをnoindexに設定
- SSLページが必要ならWordPress HTTPSを入れる
投稿設定
- Advanced Custom Fieldsを入れてカスタムフィールドと投稿画面の項目を設定
- メディア設定から画像サイズを設定
- Imsanityを入れて投稿画面からアップロードした画像の最大サイズを設定(メディアからアップロードしたときにリサイズをしないように設定しておけば、大きい画像をアップしたいときも安心)
- PS Disable Auto Formattingを入れて自動整形を停止
- TinyMCE Advancedを入れて設定項目から自動整形を停止&必要なボタンを設定(上記2つのプラグインを入れることで、投稿画面のビジュアルとテキストを交互に切り替えてもタグが消えなくなる)
- PS Taxonomy Expanderを入れてカテゴリ並び替えや単一選択ができるよう設定
バックアップ設定
- DBの圧迫を避けるためリビジョン保存件数を制限
- 限りあるリビジョンを有効に使うため自動保存を停止もしくは間隔を空ける
- WP Database Optimizerを入れてMySQLを自動で最適化するよう設定
- UpdraftPlus Backupを入れてファイルとDBを自動バックアップするよう設定(Google Driveを使えるのが嬉しい)
テーマ作成
- プロトタイプとして静的HTMLで基本的なページを作成
- WordPress Codex 日本語版で調べながらプロトタイプをベースにテーマファイルを作成(ここが一番楽しいところ)
テーマファイルの作成は、固定ページや投稿の中身を入れたり、Contact Form 7やPrime Strategy Bread CrumbやTweet, Like, Google +1 and Shareなどの表示に関するプラグイン導入などと並行しながら進めていきます。導入するプラグインは必要に応じて適宜選択します(プラグイン選定も楽しみのひとつ)。
アクセスアップ関連
- sitemap.xmlを作成(Google XML SitemapsやGoogle XML Sitemap for MobileもしくはWordPress SEO by Yoastの機能を使うと便利)
- twitterとの連携(WP to Twitterが便利)
- facebookとの連携(プラグインもしくは、面倒ならtwitterと直接連携)
- Google+との連携
- コメント欄をfacebookにしたり
- アクセス解析入れたり
- フィードにアイキャッチ画像入れたり
ほか
- 普段の更新用に編集者権限ユーザー作ったり
- faviconをアニメーションGIFにしたり
- 管理画面のロゴ変えたり
- タバコ吸ったり
from http://blog.daichifive.com/archives/1625