ブックディレクターという仕事が面白そうだった

 今夜の情熱大陸は幅允孝という32歳の青年が主役だった。
 ブックディレクターという、いかにもコアな仕事にもかかわらず、それを求める様々なシチュエーションがあるのに興奮させられた。一人の本好きの青年が「BACH」という会社を立ち上げ、いろんな条件に合わせて本をセレクトし、それをレイアウトするのがその仕事だ。
 彼はこう言う。「自己表現なんかじゃないです。表現するものなんか無いですよ。ただ面白いと思う本をいろんな人につなげる介在者ですから。」
 このさらっとした感じが素敵でした。
 音楽が大好きな僕はこれまで極力自分の趣味を人に押し付ける感じがすごくイヤで、あまり人の音楽趣味に立ち入ることはしてきませんでした。今夜この番組を見て、同じ事を音楽でも出来そうだな、と思ったのです。
 以前何回か音楽をセレクトする作業は頼まれてやった経験がありました。結婚式だったり、イベントだったり店内のBGMだったりです。
 その場その場で、それぞれ「思い」をめぐらせながら楽しんでやった記憶があります。そーか、あんなのも仕事になるのかー、と思うとうれしくなりますね。
 ちょっと離れていた音楽に舞い戻って色々セレクトしてデータベースでも作ろうかな。
 だれか仕事くださーーい。素敵な曲(CD)を選びますよ。
 そうそう、昔はオーディオ屋だったからオーディオシステムもセレクトしてあげますよ。

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