iPhoneの難点の一つに「ストラップが付けられない」ことがあって、ずっと背面の保護用クリアカバーだけを付けて使っていた。友人が革製のケースを買ったと聞いて、そーか、じゃあ探してみるかということで見つけたのがコレ。
DIO社の「SlimCase for iPhone」というもので、届いてみるとPhilipsの関連会社だったのにはビックリ。さすがコナれたデザインなわけです。本革を型押しして固めのサイズにギューっと押しこんで使うようになっています。まさにジャストサイズなので、背面のクリアケースは当然外しました。いずれ時間が経過すれば型崩れするのでしょうが、そこは納得して買っています。
僕は、どうにも「革製品」が大好きです。僕らの時代には「クラリーノ」なんていう人口革(どこから見ても革じゃないんですが)が、安さと便利さでもてはやされたのですが、1足も買ったことは無かった気がします。高いけれど「革=本物」という意識が強かったんですね。
今でこそ、デザインのほうが重視されプラスチック製品のほうが革製品より安いなんていう商品もけっこうありますが、その当時は「プラスチック=ニセ物」だったのです。金も無いくせに革にこだわって今に至っています。そうそう、バックスキンは革ですが、あれはダメです。だって磨けないから。
最初に手にした革製品は野球用のグローブだったかな。もうイイ匂いがして、手入れ用のワックスクリームを塗っては磨いていた。どんどんキレイになって輝いてくるのがたまらないのです。カバンなんかも基本は「革製」が一番!古ーい「Coach」のブリーフケースを持ってるんだけど、もうヨレヨレで革も半分死にかかっていて、ワックスもどんどん染み込んじゃって効きやしません。でも、その風情は今も現役を主張しています。
先日もヤフオクで同じ「Coach」の日本ではあまり見かけない変形サイズの小さなショルダー(ポーチに近いかな)見つけて、安いし買おうかなとは思ったけど、サイズ的に使い道がないんですね。iPadくらいしか入らない。
泣く泣くあきらめました。
しばらくは、このiPhoneケースと付き合って革の変わり具合を楽しみたいと思います。
ストラップ無しが理由でiPhone買わなかった人にもおススメしますよ。楽天で4000円弱でした。