今夜の祇園祭りの暗?い中で写真を撮ってみました。もちろんノーフラッシュです。
RAWデータとJPEG(一般的な形式)で同時に記録されますがJPEGで15MB、RAWデータだと40MBくらいになります。
Photoshopでいずれもほぼ同じ機能で露出を上げて明るくします。
RAWデータの場合は自然な感じで明るくなりますが、JPEGでは同じくらいの明るさにすると白い浴衣が白飛びしていますし、顔の色が全く不自然ですね。また輪郭などもあやふやになってきます。
RAWデータで撮影できるデジカメはある程度の価格を越えないと機能として付いていない上に、無料や安い画像処理アプリでは対応していません。なかなか敷居の高いの高いのがRAWデータによるデジカメ撮影なのです。
<RAWデータ利用の長所>
- ?キレイ
- 通常だと後から直せないような白トビなども修復できる
<RAWデータ利用の欠点>
- データが重い
- 特殊な画像処理ソフトが必要
- 安いデジカメには対応していない
- 通常のJPEGファイルにするために現像という処理が必要
長所より欠点のほうが多そうですね。
しかし大事な写真をキレイに残すためには、とても便利な仕組みともいえます。
写真にどこまでを要求するかでカメラなどは選べばいいと思いますが、こんな世界もあるという事を知っておくのも悪くはないです。
<もう一つの例>
オリジナル RAWデータを自動補正したもの
オリジナルは、真っ暗で何が何だか全く分かりません。
まあ、ここまで明るくしてしまうと彩度も下がり写真としては面白くありませんが、元の明るさが際限出来るという素晴らしい例です。