専用のソフトを使う方法もあるが、インターネットに関わる人間として、もっと便利でスマートな方法がないか調べてみた。EverNoteを使う方法がいくつか見つかったが、まだ日本語化されていないので見送った。
思いついたのがPicasaのWebアルバム。Gメールのアカウントを持っていれば1GBのフリーな写真アルバムが提供される。
これと関連するPicasaというフォトビュワーソフトは誰でもフリーでダウンロード出来るのでインストールしておこう。このソフトそのものも、とても便利だし、Webアルバムに写真を簡単にアップロードできるので今回は大活躍した。
<<さて、導入までの手順は>>
1.名刺をスキャナーでスキャン
今回は300dpiでスキャンした。横幅1000ピクセルほどになるので、細かい文字もしっかり読めるようにするにはちょうどいいサイズだった。200dpiだと700ピクセルくらい。これでも十分読めるので、視力に合わせて調整するといいですね。
1度に10枚ずつスキャン出来るが並べる際に曲がらないように5枚ずつスキャンした。
スキャナーによってはスキャン箇所を複数設定できるものも多いので、この機能を使うと後で画像を分解しないでいいので便利。
2.ファイル名
ファイル名はローマ字にしておいたほうが無難。マイドキュなど適当な場所に「名刺」というフォルダを作っておいてスキャンした画像はそこに名前をつけて保存する。
3.ファイルのアップロード
PicasaWebアルバムに名刺というフォルダを作って、そこに全ての画像ファイルをアップロードする。
ひょっとしたらPicasaの中で並び順を整えておくと、そのまま反映されるかもしれない。今度TESTしてみよう。
<Picasaでの並び替え実験の結果>
素晴らしい!!ここで並び替えておくと、そのままの並び順で「名刺アルバム」が出来るじゃないですか。これならPicasaの大きな画面上でドラッグ&ドロップで簡単に整理が出来てしまう。これで4.の並び替え作業は不要になりますね。
4.ファイルを並べ替える
名刺画像を「あいうえお順」に並び替える。この時のサムネイルはかなり小さい上に画像の一部しか見えないので、誰の名刺か判別出来ない場合もあるので、分かるものからどんどん並び替えて不明のものは画像一覧で確認してから再度行う。
数百枚以上ある場合、これが一番手間のかかる作業なのでがんばろう。
さらに便利にするためにインデックス画像を追加した。かなり見通しが良くなって使い勝手が向上した。
5.オマケ
それぞれの写真には説明が書けるので、名刺に裏書したようなメモなどは、ここに書いておこう。
<<完成した後の使い方>>
あいうえお順に並んでいるので、目的の名刺を探すのは思ったより簡単だし、会社名刺だとロゴマークなどがあったりで、文字で探すより早いかもしれない。
iPhone(僕も持っているので、これを作ったようなものだ)を持っていれば、Googleメニューから「写真」を選択して、作った「名刺」アルバムを開けばあいうえお順で探すことができる。
ある1枚を選択すると画像の左右に矢印が出るので、それをクリックすれば簡単に次の名刺が見れる。また、虫めがねアイコンがあるので、拡大して見ることも出来る。
これでどこにいても全ての名刺を持ち歩くことが出来る。1度やってしまえば、後は順次追加するだけなので、大した手間はかからない。
※注意
名刺に書かれている情報は個人情報なので、くれぐれも「名刺」アルバムは「非公開」にしておきましょう。
この名刺管理はおススメです!!
ネットにつながっているパソコンかiphoneがあれば、どこからでも名刺の全てが見れます。