ドイツBMWグループのデザイナー、シュテファン・オーグスティン (Stephan Augustin) が考案した新しい概念の水のろ過機「ウォーター・コーン (Watercone)」
電気など動力など全く使わない太陽光エネルギーによるもので、多様な利用が考えられそう。災害発生時用の必須アイテムになるかもしれない。このウォーター・コーンでは、1日あたり約1.6リットルの飲料水を確保できる。
また、そのデザイン性でMoMAやポンピドー・センターなどにも展示されている。写真は2004年にイエーメンの小さな漁村で2ヶ月ほどTESTされた際の写真。海水がろ過されて出来た蒸留水をさkさにしてバケツに入れている様子かな。
http://watercone.com
これからの時代、「自動車会社は自動車を作る」といった単純な考えでは支持されなくなってくるのかもしれない。Appldeが既にパソコン会社としてよりiPodの会社として認識され始めているように。
人々が欲しているもの、必要としているもの。そして何より自分たちに何が出来るのかを常に考えなければいけないのかもしれない。そしてそれが成功するにはその発案者自身がそれを欲したり、愛したりしてワクワクした気持ちの中で取り組んでいくことが必須。
iPodは、その代表例だろう。自分が使うんなら、こんなデザイン・機能・価格であって欲しい。その結果どんどん進化して現在のiPodがあり、iPhoneがある。iPodは既に「音楽を聴くスタイル」で世界のスタンダードとなってしまった。
まあ、この聴くスタイルについて僕は音楽ファンとしては批判的ですけどね。iPodは音楽を使い捨ての消耗品にしてしまったように思えます。ひょっとしたら今の音楽界自身がそういう方向に向かっているのかもしれないけれど、それでもiPodはそれを明らかに加速させているという意味ではGuiltyですな。