複数PCでマウス・キーボードをLAN共有する「Mouse Without Borders」が便利!

どうしても2台のパソコンを同じ場所で使いたいケースがある。
僕の場合、Win732ビットの古いPCとWin64ビットの新しいPCがあって、64ビットで動かないアプリやスキャナーなどがある。以前からデュアルモニターで使っているので、1台のモニターをHDMI切り替え機を使って自動で2台のPCの画像に切り替わるようにしてあった。

ところが当然のことながら各々のPCにそれぞれのマウス、キーボードが必要なんだけど明らかにジャマですよね。専用の切換え機もあるんだけど、それなりの大きさもあってジャマなので困ったものだと思っていたんです。

で、これを見つけたんです。英語版ですが、それほどややこしくもないので、2台にインストールしてみました。左側モニターに64ビット機、右側モニターに32ビット機が映し出されたあとマウスは自由に行ったり来たり出来るのです。感動モノです!!!

手順を書いたサイトがあったので、こちらでも紹介しておきます。

1.アプリのダウンロード
Microsoft download from The Garage: Mouse without Borders – Next at Microsoft – Site Home – TechNet Blogs(ダウンロードページ)
http://blogs.technet.com/b/next/archive/2011/09/09/microsoft-garage-download-mouse-without-borders.aspx
ページの下のほうに「Download Now [1.1mb]」とあります。

2.インストール
メインとなるPC(親機)にまずインストールします。
上図のような画面になるので、「Accept and Install」をクリック

3.親機の設定
本ソフトはサーバー・クライアント型になっており、ネットワーク内で最初に「Mouse Without Borders」を起動したPCが、親PC(サーバー)となる仕組み。起動後最初に現れるダイアログで[No]ボタンを選択すると、親PCの名前と“Security Key”が表示されるので、それをメモしておこう。
 

4.子機の設定
次に、子PC(クライアント)を追加する。子PCでは、本ソフトの起動後最初に現れるダイアログで[Yes]ボタンを選択しよう。すると、親PCの名前と“Security Key”の入力を求められるので、先ほどメモした内容を入力する。あとは、同様の手順で子PCを追加していけばよい。
 

5.接続完了
 
マウスやキーボードの操作などは親PC・子PC間で双方向的に行える。また、設定画面では機能のON/OFFや子PCの追加・切断、“Security Key”の変更、PCのショートカットキーのキーコンビネーションの変更などが可能。そのほか、操作中のマシンをロックしたり、ログイン画面をカスタマイズする機能を備える。

同じような環境の人がいたら、ぜひおすすめです。お金がかかるわけではないので、試す価値はありますね。
一度セットアップするとタスクバーに常駐しているようなので、何も意識せずに次回以降は使えますよ。

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