お店なり会社を起業するなら、規模がどうであっても、まずWeb屋に相談するのがイイ。何故そんな事が言えるのか考えてみよう。
起業するにあたって、まずどんな準備が必要か?
- 起業の目的、採算性などの試算
- 店名・会社名、ロゴデザインなどを決定
- ロケーション(店や会社の住所・建物など)の決定
- 銀行口座の開設や印鑑などの準備
- 会社登記など
- OPENの広報、案内などの準備
- スタッフの確保、各種事務機や什器などの準備
- ホームページの開設、メールアドレス取得
細かい部分はさらにあるが、一般的なものをあげてみましたが、どの項目もいまやネット上の情報を無視して決定すると後々困った事が起きてくるのです。また費用面でも大きく変わってきます。順に検証してみましょう。
1.起業の目的、採算性などの試算
素晴らしいアイデアだと思い込み、全く何も調べずに起業するのは大変危険です。
一人の人間が思いつくアイデアはたいてい他の人も考えているか実行していると思ったほうがいいでしょう。まずやろうとしている業務を誰かがやっていないか調べます。もし誰かが同じような業務をやっているとしたら成功例、失敗例を検証して、その理由を考えてみましょう。
自分がやろうとしている条件の中で、成功例になるにはどうしたら良いかのヒントがここに隠されています。
2.店名・会社名、ロゴデザインなどを決定
名前こそは、まずネットで調べなければいけません。同じ名前の会社やお店で恐ろしく評判の悪いものがあったりしたら最悪です。同じ名前が全国に多数ある場合も問題ですね。
ロゴデザインは、看板・名刺・ホームページなど全ての会社イメージに関わるものです。それぞれのデザインをバラバラの会社に発注したのでは、コストがかかるだけでなく統一性も無くなってしまいます。どこから見ても同じイメージで会社を見てもらう事は大切なことです。
3.ロケーション(店や会社の住所・建物など)の決定
実は、不動産情報だけはなかなかスムーズにネットに出てこない情報の一つです。しかし、基本的な情報はもちろんネットでも探す事が出来ます。お店の場合でしたら出店予定地の周辺に同業者がどのくらいいるかなどを調べる事も出来ます。
4,5.銀行口座の開設や印鑑などの準備会社登記など
銀行から借り入れを起こす場合には当然地元の銀行との取引は欠かせませんが、通常業務で発生する振込や入金などはネットバンクのほうが圧倒的に便利で各種費用も安いのです。印鑑の作成や会社登記に至るまで様々なサービスがネットに存在しています。経理事務所すらあるのです。
6.OPENの広報、案内などの準備
OPENの広報や案内パンフレットなどは、これまで全て印刷物でした。しかし、ネットを使えばOPEN前からの告知も出来るのです。しかも、ただの開店、開業を一つの大きなイベントとしてアピールする事も可能です。開業前から営業や口コミを浸透させられるんですね。
7.スタッフの確保、各種事務機や什器などの準備
ハローワークでの人材確保、ホームセンターや事務機屋さんでの什器などの調達もネットで出来ます。プレ・オープンのホームページを使った人材募集、ネットショップやオークションを使った什器・備品の調達では驚くほど安いものや地元では入手できないようなデザイン性豊かなものをそろえることも可能です。
8.ホームページの開設、メールアドレス取得
この項目を最後にしたのには理由があります。実際の例では、ほとんどのお店や会社は、この項目が一番最後になる事がほとんどなのです。起業から数年後にホームページを作るなんていう例はざらです。
ホームページの相談を受けるたびに、「もっと早く相談してくれていたら・・・」と、いつも思わずにはいられません。もっとスムーズな業務を提案出来たのに、もっと安いパソコンがあるのに等々。
私たちWeb屋の仕事は、ホームページの制作だけではないのです。常に(ほぼ毎日です)、新しい技術、旬のデザイン、新しいサービスなどにアンテナをはり巡らしています。インターネット上には無料のものだけ使っても全ての仕事が出来るサービスが存在しています。
<<無料サービスの例>>
- セキュリティーソフト(たいていの方は買っています)
- Word、エクセルなどのOffice製品
- デザイン用ソフト
- 写真編集用ソフト
- ファイルのバックアップ(USBメモリやHDを使うのが一般的ですが・・・)
などなど、全て無料でも有料ソフト並みだったり、それ以上だったりするのです。
ホームページ屋の全てが、同じ訳ではありません。
何故Googleメールの利用をを私たちが勧めるのか、
iPhone、iPadは本当に便利なのか?
ネットでモノを売るにはどんな方法があって、どのくらいの費用がかかるのか??
twitterやfacebookはビジネスに役立つのか?
こんな事にもオフィスジルベルトは注意をはらいます。