Beach Boys Brian Wilson Reimagines Gershwinが届いた♪

誰の顔も写っていない地味ーなジャケット。
ブライアン・ウィルソンがガーシュイン作品をアレンジしたアルバムが昨日届いた。日本では今のところ発売の気配がなかったので、アマゾンで注文。カリフォルニアのショップから10日ほど。

現在Amzonで輸入盤を頼むと送料350円ほどで送ってくれるようだ。この数日前に注文した輸入盤はなんと4日ほどで届いた。おそらくこちらのCDはAmznonの倉庫から来たためだろう。恐るべしAmazonの流通網!!

さて、ブライアン・ウィルソンはビーチボーイズの音楽的リーダーだった人物で、まるでJAZZコーラスのような複雑なコーラスとファルセットを駆使した、いかにもアメリカらしいセンスにあふれたアレンジで60年から70年代一世を風靡した。病気でグループを離脱したB.ウィルソンは健康を取りもどし、今も音楽活動を続けている。

今回のアルバムはまさに力の抜けたブライアンならではの黄金期のアレンジでガーシュイン作品を軽く料理している。一瞬聴いた瞬間、え、この曲ビーチボーイズだけど何て曲だっけ?って思ってしまうほど見事なまでにブライアン風味になっている。「これが俺のサウンドさ」と胸を張っているブライアンの姿が眼に浮かぶようだ。

ついでに、その数日前に買ったのがDolores Duran の 「between friends」これはボサノバ好きの誰かさんのブログで紹介されていたのを見て買ったんだけど、まず99.9%の日本人は知らないでしょうね。1957年から1958年。ボサノバが生まれるまさに前夜のブラジルでの録音。ハーモニーという概念がほとんど無かったように思われるブラジルの音楽界・ミュージシャンにとってJazzという高度なハーモニーを持った音楽が、どんなにか刺激的だったろうかは想像にかたくない。
こうしたJazzフリークやジョアン・ジルベルトのギターコードワークによってボサノバが生まれたのだ。そして、それは延々と今も続いている。その黎明期のブラジルの音楽シーンを垣間見れた貴重なCD。当時のミュージシャンがJazzにチャレンジしている様子が熱い!!

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