昨日、知人からこのカードをいただいた。放射線を検知してリトマス試験紙のように色が変わるというものです。その方はリアルタイムに放射線量をチェック出来るという小さな機械も買っておられました。5万くらいしたと言ってました。
福島原発の事故以来、こうした放射線に関わる商品や発電機などの商品がバカ売れしているようです。僕自身もパソコンを動かせる程度のソーラー発電装置に興味があって、色々調べてみたりもしましたが、けっこうなサイズになってしまうため、果たして地震などが発生した時にそれを持ち出せるのか、そして持ち出すもののリストの優先順位はどうなんだろうって考えると微妙です。
いずれにしろ、こうした状況下で原発安全神話は完全に崩壊し、ほとんどの国民が原発に対して不信感を持ってしまいました。どんなに鈍感で能天気な人でも東電や国のいい加減な説明を再び信ずることはないでしょう。もはや原発を存続させる理由は消え去りました。
原発の規模を小さくすればOKとか、循環型エネルギーに切り替わるまでは原発を維持するなどという詭弁はまかり通らないでしょう。全ての原発の即時停止を決めるべきです。その上でどうするかを考えるべきなのです。
原発を止める事によって起きるマイナス要素は別の視点から解決すべきなのです。
生産力が落ちる、景気が悪くなるなど、実は原発事故が起きる前から始まっていた事なのです。要因がそこに無いのに強引に関連付けるのは大企業の無能さを示しています。
原発の発電力によって韓国のSAMSUNGが世界的な会社に成長したわけではないのです。原発事故によってSONYが凋落した訳ではないのです。
気づくべきです。元々人間は原発、いや原子力に触れるべきではなかったのです。
人間がコントロール出来ない物もあるという事をもっと謙虚に認めるべきなのです。