昨夜BSで竹中平蔵がお笑いのなんとかと一緒に政治談議?をやっていた。
「ファンドというとみんな悪く言うがあれがなければ大変なことになっていた・・・」などとたわけた事を言っていた。口車と理論だけで何でも解決すると思っているんだから奴らはタチが悪い。
相も変わらず、「景気が悪くなったのは・・・のせいだ。こうすれば良くなる」とかほざいている。既に経済は、資本家とファンドによってプレイされるマネーゲーム中心となっているのは明らかで映画「マトリクス」と同じ。すでに経済は人間がコントロール出来る範囲を超えているのだ。マネーゲームが勝手に一人歩きして人が踊らされているのだ。
ファンドそのものがマネーゲームによってコントロールされてつぶれていっている現実を直視できないんだから何とも情けない話だ。経済の頂点にいると思われている資本家たちでさえ、いつこのマネーゲームに押しつぶされるか分からないのだ。
消費文明は既に終局を迎えている。経済学などというものは、もはや何の役にも立たないのだよ、残念ながらね。消費する事を止めない限り、このマネーゲームは終わらない。しかし、その後が見えないものだからみんな怖くて消費を止められないのだ。
止めてみればいイイんですよ。世界で一斉にモノを買うのを半年やめてみればね。最初は大パニックだろう。しかし次第に何が大事なのかが少しずつ分かってくるはずだ。資本家たちは投資する場所を失い困惑するだろう。逆に市民は大事なものを着実に発見する事になるだろう。
僕が買い物をSTOPしてから2ヶ月目に入ったけれど何の不自由もないですから。
やってみません?