●AppleTVが引き金だった
オーディオ屋を廃業してから数十年まともなオーディオ装置を持たずにいた。当然音楽をちゃんと聞く時間も減っていた。再びオーディオに目が向いたきっかけはAppleTVだった。
AppleTVにはオーディオ用の光デジタル端子がついているんだけど、それに対応するアンプが無かったので、とりあえず安いAVアンプ(2万弱)をオークションで買い、部屋の隅に追いやられていたLINNの小さなスピーカーにつないでiTunesの中の音楽を聞いたら「おっ、ちょっとイケるじゃないか」ってなったんですね。
●ヤフオクで物色、定価の1/4で落札
それから気になり出して、ヤフオクで色々物色し始め、写真のLINNのスピーカ、そしてアンプを落札しました。目標の落札金額は定価の1/4までと決めて待ちました。定価総額で60万くらいのものを15万で落札したので、ほぼ希望通りです。
●低予算でもオーディオが楽しめる!かも
15万という金額はオーディオファンにとっては「超初心者」レベルというより、もはや「そんなんでオーディオを語るなよ!」というレベルなんですね。
現役のオーディオ屋をやっていた当時の高級オーディオ機器は淘汰され、残るべきものだけが残り、さらにそれらが中古としてかなり安い金額で入手出来る時代になっています。あこがれだけで終わっていたような名機がとんでもなく安い金額で手に入れる事ができる時代になっているんです。
お金のかかる趣味の一つとして「オーディオ地獄」なんて言葉が当時流行ったけれど、今は「オーディオ天国」といってもいいんじゃないかな。買って気に入らなければオークションでまた売るという手段もあります。昔オーディオにハマった人はヤフオクをながめてみたらどうでしょう?あれとあれを組み合わせて・・・なんて楽しい妄想が現実になるかもしれません。