ミャンマーで亡くなられた映像ジャーナリスト長井健司さんは中越地震でも取材していたようですね。TBSのNEWSで流れていました。
彼はボランティアとして参加していた日本在住のイスラム教徒の人たちと一緒に寝泊りしながら彼らを取材していた。イスラム教が暴力を肯定するものなどではなく人間性が一番大切な教えだと訴えていた。
だれかが困っていれば、出来るだけそれを助けるのはイスラム教では自然なことだとも彼らは訴えていた。ひたすら被災者の手助けを行い、笑顔を絶やさずに住民の人たちの中に溶け込んでいた。そして長井さんはそれをフォローすることもやっていた。
このNEWSを流したTBSのアナウンサーたちはといえば、自らのNEWSに対する真摯な態度を語ることもなく、くだらないNEWSの表面だけを他人事のように語るだけだった。彼らにはジャーナリストとしてのプライドなど無いんだろうか?長井さんの行動を見ながら何も学ぶことは出来ないのだろうか?情けない・・・
今の日本のマスメディアと北朝鮮のNEWSとどれくらいの違いがあるんだろう?報道の自由など叫ぶ前に真実を知り、それを伝えることがジャーナリストとしての責務だろう。