Amazonでの買い物はCD、書籍から始まり最近は仕事に使うパソコンなどまで、ここで買ったりもしていますが、今回はここに出店する事について書いてみます。
<Amazon出店を薦める理由>
Amazonにはどんな店でもたいてい出店できますが、Amazon自体も楽天のようにしつこいほどの営業をやっているわけでもなく、営業代理店のような話もあまり聞きません。このため多くのお店オーナーは、このサービスをご存知ないようです。また例によってAmazonのサイト上における説明が分かりにくいのですね。これは英語版をそのまま日本語にしただけのためと思われます。
さて、楽天やYahooショップに比べてどこが違うのか比べてみましょう
Amazon | 楽天(スタンダード) | Yahoo(スタンダード) | |
月額固定費用 | 4,900円 | 52,500円 | 39,800円 |
売上ロイヤリティー | 8-20%(平均15%) | 4.0%- | 売上100万以下は無料 |
登録可能商品数 | 無制限 | 5000商品 | 5000商品 |
その他 | いつでも契約解除可能 | 契約時:6か月分+講習料=330,000円を前納 | スタートアップキットを21,000円で購入する必要有り |
一目瞭然ですが、月額の固定費が1桁違います。また、お店を作るという概念が無いので商品データを登録するだけですから、他社のように講習会を受けたり分厚いマニュアル(私が見ても腰が引けるくらいの厚さです)も必要ありません。
Amazonのロイヤリティーにはクレジットカードサービスの手数料なども含まれていますので、実際にはこのロイヤリティーから約5%を差し引いて考えてもいいでしょう。いつからでも始められ、いつでも止められるというのも安心です。
また「Amazonというブランド」は大きな魅力でもあります。Amazonから見れば楽天もYahooも新参者なのです。そして何より違うのは楽天、Yahoo自体はショップではない事です。Amazonは自らが大きなショップでもあり、そこに参加されるみなさんとは共同体なのです。Amazonではどの商品も売れて欲しいという考えでシステム全体が動いていますが、他社は極論で言えば売れても売れなくてもいいのです。ですから毎月の固定費が高いのです。
私の個人的見解(あくまで予想ですが)、楽天に出店している約90%のお店は楽天出店の経費すら出ていないでしょう。楽天、Yahooはこれらのデータを公開していません。さて、みなさんはどのサービスを選ばれるでしょう?
<申し込み手順>
- 上の図の赤枠にある「出品サービス(事業者)」から入り新規に専用のアカウントを作ります。Amazonの買いもの用のアカウントとは別のものになります。
- お店情報、売り上げの振込先口座など必要事項を登録します。
- 出品する商品がAmazonで販売されていない独自の商品の場合は商品の詳細を書いて、出品申請する必要があります。似たような商品がAmazonにあれば、その商品のURLなどを書いて、この商品のようなものという説明でもかまいません。
- 出品許可が下りたら出品します。一つの商品につき8枚まで写真を掲載出来ます。
<注意点>
- ショップとしての性格は持っていないので、ショップ自身の宣伝には向きません。「Amazonというお店に商品を並べてもらう」というニュアンスです。ショップそのものをアピールしたい場合は独自のショップを別途作られて併用するのがベストです。
- 商品の詳細説明にHTMLタグはほとんど使えない事、文字数制限がる事から他社のように華々しい商品ページは作れません。しかし、他社のようにデザイン無視の派手派手合戦にならないので、管理上はかえって楽かもしれません。
<こんなお店におすすめです>
Amazonで販売していない自社製の商品を扱っているショップには最適です。価格競争にも巻き込まれず、独自のペースで販売できます。
- ケーキ屋などの食品製造を行っている
- アンティークなど一品物を販売している
- 自分で作っているものを販売したい
- 独自の仕入れルートを持っていて他店にないアイテムを販売している
<オフィスジルベルトがお手伝いいたします>
出店から商品の出品までをオフィスジルベルトではお手伝いしています。ご希望の方はご相談下さい。
商品数:約100点まで
・月額5,000円の管理費+売上の5%
または
・月額10,000円の管理費のみ
※100点以上の出品を予定されている場合はご相談下さい。