パリ市内での移動の多くをバスで行ったんだけど、お年寄りに対して席を立つのは「当たり前」なのがパリです。必ず誰かが立ち上がります。妊婦さんに対しても同様です。見ている限りお年寄りよりも妊婦さんのほうが順位?は上でした。
それと子供を甘やかしませんね。乳母車で赤ちゃんを連れてくるお母さんは赤ちゃんがグズっても決して抱いたりしません。クールに離れて様子を見ているのが普通でした。フランスでは、「しつけ」というのは生まれた時から始まっているようです。子供たちもしっかりしています。日本のように盛り場をうろつく中学生や高校生というのは、ほとんどいません。逆にあちこちにある公園には小さい子から高校生までが遊んでいます。カフェなど飲食店に子供たちだけでいる事はまず無いですね。
日本では「しつけ」という言葉すら無くなってしまったような気がしました。あとケンカを見なかったですね。日本なら絶対ケンカになりそうな状況でも話し合いが冷静に進みます。駐禁の切符を切られたドライバーとおまわりさんも普通に話し合っています。みんな大人なのです。