1997年のアメリカ映画「グッド・ウィル・ハンティング」をやっと見た。気になっていたのに、何故か見損なっていたものだ。固く自分を閉ざした若き天才少年を若きマット・ディロンがまずまずの好演。助演アカデミーを獲得したロビン・ウィリアムスこそが主役とも言える映画ではあるが・・・
ロビン・ウィリアムは人の心のやさしい内面、弱い内面を表現するのがうまくて大好きな俳優の一人だ。日本ではまだ無名に近かったころの主演作「ガープの世界」も素晴らしかったが、ハッピーエンドではなかったこの映画と違って、今回の映画は幸いにもハッピーエンドだった。もうちょっと最後まで(ウィルと彼女が再会するまで)見たかった感はあるけどね。
映画はやっぱりハッピーエンドで終わって欲しい、というのが僕の理想です。若い頃はヌーベルバーグと呼ばれた訳の分らん映画ばっかり見ていた時期もあったけど、最近はそういうのは見ないなあ。なんかうれしい涙をもらえるのが一番!「寅さん」とかは見ませんが・・・
「ALWAYS 三丁目の夕日」なんてずるいですよ。もう泣くように出来てますから。しかもエンディングに向かってそれが凝縮されてるもんだから、帰る時はずかしくてなかなか出ていけないんでしょ。
今日の映画は泣かなかったけど、さわやかなエンディング、イイ映画でした。