先日も「あるある」が、捏造データの問題で放送休止となったばかりだ。「あるある」はまあバラエティ番組だからという見方もあるかもしれないが、現在のニュース番組はもはやバラエティでしかなく、その中から真実を汲み取るのは至難の技といっていいだろう。
日本中がだれかをバッシングすることでしか自分のアイデンティティを確認できなくなってしまっている事に恐怖さえ感じてしまう。だれかをバッシングする事で自分を正しく生きていると主張しても、何の意味もない。古館が番組の間中、眉間に皺をよせて、「何でこんなことが出来るんだろう」と語りながら自分がどんな生き方をしているかは問題にはしない。どうやったら不幸な事実が解決されるのかの答えも持たずに、ひたすら他者を責め続ける。
官僚出身の司会者を用意した某NEWS番組もあるが、自分のやってきた愚かな仕事に対しての総括も無いような人間が政治を語るなど言語道断だ。
これからNEWSの摩訶不思議さを一つずつ追いかけてみようと思う。
「NEWSを信じてはいけない!」